ririさんからの感想/アドバイス

初めからコンセプトを持たないというスタイルはとても日本的。
その事を理論でもって武器にするべき。
自分の作品を理論で補強できるようにするべき。
そのためには人の反応をヒントにして総合すると言葉にしやすい。

センチメンタルな写真を止めてみるべき。
結果としてそうなるならまだしも(無理に止める事ばかり考えると逆効果にもなりそう)自分でセンチメンタルという枠に自分の写真をはめていて、そこからどこにも抜け出せなくなっていて面白くない。
だから観客からも物悲しいとか感傷的といった反応しか返ってこない。
枠を外す事ができて面白い作品ができれば、見る人が僕の意識した範囲以外での体験をすることができて、もっと色々な反応があるはず。

来週の批評のクラスではセンチメンタルという枠を忘れて、単純に面白いと思う写真をセレクト、プリントしてどんな反応が返ってくるかみたいと思います。そのクラスを録音して、メモに残そうと思います。

センチメンタルである事、ノスタルジックである事は自分の作品の大事な主題だと思う一方、少しずつ疑問を感じ始めてもいました。Ririさんは、こういう時にとても素晴らしい助言してくれてありがとう。とりあえず、やってみます。