Night on Earth by Jim Jarmusch
久しぶりにJim Jarmuschの映画Night on Earthを観直した。
日本だとNight on the planetというタイトルだと思う。
俳優がみんな素晴らしい。若いウィノナライダーやロベルトベニーニは何度観てもいい!
音楽も大好きなTom Waitsだし何回観ても飽きない。
彼の作品は人生の色々な要素がパラパラッと散りばめてあってとてもいい。
面白い事も悲しい事も皮肉な事もどれをハリウッド的に大げさに強調する訳でもなく、ただ人間一人一人に物語があって、どれもとても面白い。これは彼の視点が面白いからだろう。
きっとどんな事だって素晴らしい視点から見れば面白く観れるんだろう。
興味をもって人を観れば、退屈な人なんていないのかもしれない。
これは写真を始めてから特に気づいた事。
日々の生活の場をカメラを使って撮る事は、僕の人生を本当に面白くしてくれた。
芸術が生活を豊かにするということを本当に実感させられている。
いまはこれを、自分がもっとこの世界の面白さを見つけるという事、それと同時に人にもそれを伝えられるレベルにまであげることを目標に作品にとりかかっている。
改めて思った事
- つまらなそうな、何でも無い事に大事な事は隠れている。
- それを見つけるのは自分の視点次第。
- それを人にうまく伝えるのが作品発表の目的。
- 様々な複雑な事の混ざり合った世界の色々な要素を見つけたい。
もっと作品にJim Jarmusch的な自然なユーモアを取り入れたい。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2006/07/21
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